阪神淡路大震災の発生から30年に合わせて進められていた、神戸港震災メモリアルパークの改修工事が終了し、1月10日、リニューアルオープンを迎えます。
1997年に完成した神戸市中央区の神戸港震災メモリアルパークは、阪神淡路大震災の記憶と復旧の記録を後世に伝えようと、当時被災した波止場の一部をそのまま保存した見学施設です。
今回のリニューアルでは震災の年を表した1995の「メモリーウォール」が新たに作られた他、被害のデータをまとめたパネルを新たに設置し、阪神淡路大震災について学べるようになっています。
また、これまで展示されていたパネルにも英語に加え、中国語や韓国語の表記が追加され、多くの外国人観光客に震災について伝えられるようになりました。
この他、ARを利用して震災前・震災時・現在のようすが見比べられるなど、神戸港の移り変わりを身近に感じることができます。
神戸港震災メモリアルパークは10日、リニューアルオープンを迎えます。