商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社として知られる西宮神社で、1月9日から始まる「十日えびす」を前に、商売繁盛を願う特大のマグロが奉納されました。
マグロの奉納は1970年から続く恒例行事で、西宮神社に祭られている七福神のえびす様がタイを手に持つことから商売繁盛や豊漁を願う地元の漁業関係者によって始められました。
奉納されたマグロは鹿児島県産で、全長約2メートル、重さは200キロほどで、刺し身にすると約1000人分になるということです。
お祓いを受けたマグロは「招福大まぐろ」として拝殿に供えられ、参拝に訪れた人たちは「お金が身に付く」ようにと商売繁盛を願いながらさい銭をマグロの頭や背中などに貼り付けていました。
西宮神社の十日えびすは1月9日から11日まで行われ、10日には参拝一番乗りを競う恒例の「福男選び」が行われます。