神戸のメリケンパークでは、兵庫県警が年頭恒例の視閲式を開き、およそ300人の警察官が県民の安全を守る決意を新たにしました。
兵庫県警の「年頭視閲式」は、警察官の士気を高めようと毎年、年明けに開いているもので、警備や刑事など各部門からおよそ300人の警察官が白バイやパトカーとともに隊列を組んで行進しました。
式では村井紀之本部長が警察官の服装や装備の点検を行った後、1月17日で阪神淡路大震災から30年となることに触れ、「いざという時に県民のために最大限の力が発揮できる、精強な部隊を目指してほしい」と訓示しました。
来賓として出席した斎藤知事は、県民の暮らしを守るための日々の職務や、能登半島地震の被災地での支援活動について、感謝の言葉を述べました。
その後、音楽隊の演奏や、2024年に全国優勝した白バイ隊員らの運転技術が披露され、警察官は地域の安全と安心を守る決意を新たにしていました。