淡路市の伊弉諾神宮で、初詣のさい銭を数える恒例の「叺開き」が行われました。
国生み神話で日本をつくったとされる伊弉諾尊を祭る伊弉諾神宮には、正月三が日に多くの参拝者が訪れていて、毎年、1月6日ごろに初詣のさい銭を数える「叺開き」を行っています。
「叺開き」という呼び名は、かつて、わらで作った「かます」という袋に、さい銭を保管していたことに由来しています。
地元の信用金庫の職員らが、袋に入ったさい銭を床いっぱいに広げて、計算機を使って金額を勘定していきました。
伊弉諾神宮によりますと、2025年は正月三が日で12万人が訪れたということですが、さい銭の総額は公表されていません。