阪神淡路大震災から1月17日で30年となるのを前に、兵庫県尼崎市で災害と演劇について考えるシンポジウムが開かれました。
尼崎市のピッコロシアターでは、阪神淡路大震災から30年の節目に合わせて、災害時の演劇の役割について考えるシンポジウムが開かれ、県立ピッコロ劇団の劇団員らが登壇しました。
「ピッコロ劇団」は1994年に全国初の県立劇団として設立し、阪神淡路大震災の翌月からは避難所などで被災者を励ます公演を行いました。
1月5日のシンポジウムでは、震災を経験したピッコロ劇団の劇団員が演劇を通して被災者を元気づけた当時の活動を振り返りました。
ピッコロ劇団は2月21日から震災後の神戸を舞台にした公演「神戸わが街」を県立芸術文化センターで上演する予定です。