神戸ゆかりの洋画家、林重義の作品を中心に紹介する企画展が神戸市立小磯記念美術館で開かれています。
西洋の技法、油絵で描かれた舞妓。1934年の作品です。
1896年神戸市に生まれ、32歳からフランスで洋画を学んだ林重義は「日本人の洋画」を探究した画家の一人で、47歳で亡くなるまで西洋の技法で日本的題材を描くことにこだわりました。
フランスから帰国後は六甲山の麓などに住み香住の漁師や漁港の様子など県内の風景も描きました。
特に六甲山は表現を変えて数多くの作品を残しています。
林重義の作品を中心に、昭和に活躍した洋画家の作品85点を紹介するこの企画展は、4月6日まで神戸市立小磯記念美術館で開かれています。