兵庫県南あわじ市の神社では、国の重要無形民俗文化財淡路・人形浄瑠璃による演目「三番叟(さんばそう)」が奉納され、訪れた人たちが1年の平穏を願いました。
南あわじ市の三條八幡神社では、毎年1月2日に淡路人形座が事始めの儀式として、伝統的な演目「三番叟」を奉納します。
三番叟は天下泰平や五穀豊穣を願い人形が舞うもので、訪れた人たちは鼓の音が鳴り響く中舞を見守り、1年の健康と安全を願っていました。
淡路人形座は2024年、5年ぶりとなる海外公演をトルコで行い、2025年は4月に開幕する大阪・関西万博でも公演を予定するなど、精力的に活動を続けています。
淡路人形座では、1月13日まで、新年を祝う特別な演目「寿ぎ戎」を披露するということです。