2017年、兵庫県神戸市立の高校に通っていた当時1年の男子生徒が、校舎から飛び降りて大けがを負ったのは教諭の指導が原因だったなどとして、この元生徒の男性が神戸市に損害賠償を求めている裁判が12月27日に結審しました。
2017年、兵庫県の神戸市立六甲アイランド高校に通っていた当時1年の男子生徒は教諭から長時間の指導を受けた後、校舎から飛び降りて大けがを負いました。
元生徒の男性は教諭の指導が正当な範囲を超えていたとして、神戸市に約6000万円の損害賠償を求め訴えを起こしていて、市側は請求の棄却を求めています。
12月27日の尋問で、男性は改めて「学校側の指導に問題があったか明確にしてほしい」などと述べ、裁判は結審しました。
判決は2025年3月25日に言い渡される予定です。