神戸アーカイブ写真館が閉館 懐かしい神戸や震災の写真をデジタル化

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開港当時の神戸や阪神淡路大震災などの写真およそ20万点を所蔵する兵庫県神戸市長田区の神戸アーカイブ写真館が12月27日で閉館することになりました。

神戸市長田区の神戸アーカイブ写真館は2012年6月にオープンし、神戸市の記録用写真やフィルムなどおよそ20万点をデジタル化して公開してきました。

阪神高速道路の写真です。

阪神淡路大震災で倒壊した当時と現在の姿を比較するため、およそ1000地点の定点観測の写真を撮影し、パネルや冊子にまとめています。

市民団体「長田ハナミズキ倶楽部」が神戸市から委託を受けて事業を続けてきたましたがメンバーの高齢化によってあすでの閉館となりました。

今後は中央区の市文書館が機能を担い2026年に兵庫区で開館予定の市歴史公文書館に引き継がれます。

神戸の歴史を伝えてきた神戸アーカイブ写真館では、12月27日午後3時から閉館セレモニーが開かれ、惜しまれつつも12年の歴史に幕を閉じます。

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