■初代監督がメッセージ
皇后杯全日本バレーボール選手権で優勝したSVリーグ・ヴィクトリーナ姫路に、初代監督を務めたロンドン五輪銅メダリスト・竹下佳江さんがメッセージを寄せた。
竹下さんは2016年、創設されたヴィクトリーナ姫路の監督に就任し、わずか3人の選手とともにスタート。
その後、陣容を整えてVリーグ2部(V2)に参戦し、2019年にはチームを1部(V1)に押し上げた。
——
<竹下佳江さんのメッセージ>
「2016年に創設され『姫路から世界へ』とスタートしたチームですが、何もなかったところから地元のスポンサー様に支えられ、皇后杯優勝という素晴らしい日を迎えることができました。
現場スタッフ、選手のみんな本当にありがとう‼︎」
■新たな歴史
2019年シーズン、V1に昇格したヴィクトリーナ姫路は強豪相手に苦戦が続き、3勝18敗と大敗。
しかしV2との入れ替え戦を制してV1残留を決め、竹下さんは監督を退任した。
チームの基礎を築いた竹下さんが退いて5シーズン目、ヴィクトリーナ姫路はついに初めてのタイトルを獲得した。
竹下さんのメッセージはこう続く。
——-
「何よりもここまでチームに携わってくれサポートして下さった、たくさんの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
新たな歴史の始まりです。
ここから更にパワーアップしたヴィクトリーナ姫路を期待したいです。
今後ともご声援よろしくお願いします」
◇ ◇ ◇
SVリーグは今週末から再開され、5位ヴィクトリーナ姫路は12月28・29の両日、ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館でクインシーズ刈谷と対戦する。
(浮田信明)