大阪・関西万博に参加する「南アフリカ共和国」への理解を深めてもらおうと、南あわじ市で子どもたちが「チーズ」を通した食文化の違いについて学びました。
南あわじ市の淡路島牛乳を訪れたのは榎列小学校のアフタースクールを利用する子どもたちおよそ20人です。
この取り組みは、万博の参加国や地域との相互理解や国際交流を支援するための国の事業の一環で、南あわじ市では2024年9月から、淡路島に住む南アフリカ共和国出身のエンゲさんと交流を続けてきました。
25日のテーマは世界中で親しまれている「チーズ」。
南アフリカはワインが盛んな国で、日本よりもチーズの種類が豊富であることなどを学んだ子どもたちは工場でチーズ作りにも挑戦しました。
淡路島牛乳は国内のチーズコンテストで金賞を受賞していて、子どもたちは地元が誇るチーズを試食しながら南アフリカ共和国の食文化に思いを馳せていました。
南あわじ市はこの交流事業を続け、子どもたちに国際的な視野を持つ大切さを伝えていきたいとしています。