兵庫県の斎藤知事を巡る文書問題で、百条委員会の証人尋問が25日で全て終了しました。
県の元県民局長が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書問題では、25日の百条委員会で知事や片山前副知事への最後の証人尋問が行われました。
この中で、元県民局長への処分の経緯を巡り、職員がこれまでに証言した内容と、25日の知事の証言に食い違いもありましたが、知事は改めて、文書への対応は「適切だった」とする見解を示しました。
【百条委員会 奥谷謙一委員長】
「(元県民局長を)処分する日を決めるに際して知事が『風向きを変えたい』という発言をしたのかなど記憶の範囲でも大きな食い違いがある 私のイメージですけど、まずは私の方で試案を作らないと議論が進まない そこから委員の皆さんで協議するのが一番円滑に進むと思う」
委員会は2025年2月に報告書をまとめる予定です。