お腹を満たしてあたたかなクリスマスとお正月を過ごしてもらおうと、神戸市東灘区の支援団体が、経済的に困窮する子育て世帯に食品を送る準備を進めています。
パックごはんや缶詰、それにお菓子など企業や個人から寄贈された食品を次々と梱包していきます。
神戸市東灘区のNPO法人フードバンク関西では、寄贈された食品を、支援を必要とする人たちを支える福祉施設などに無償で分配する活動を2003年から行っています。
この特別支援はコロナ禍以降、夏と冬の2回実施されているもので、今回は小学生以上で18歳以下の子どもが1人以上いる県内629の困窮家庭に、缶詰やお菓子などを目いっぱい詰め込んだ特別パックが送られます。
【フードバンク関西 中島真紀理事長】
「物価も上がって満足に食べられない子も多い中で、街がクリスマスで華やかになっている時に、せめてお腹いっぱい食べて明るく元気に過ごしてほしい」
特別パックは23中にすべての発送を終え、近日中に必要としている家庭に届けられるということです。