市内すべての市立中学校で給食の提供を目指す神戸市に新たな給食センターが整備され、きょう開所式が行われました。
神戸市垂水区に新設された「神戸市第一学校給食センター」の開所式には、久元市長の他、関係者42人が出席しました。
神戸市では、すべての市立中学校で給食の提供を目指していて、神戸市第一学校給食センターは来年1月以降、須磨区と垂水区にある19校に、1日最大9000食を提供します。
センターでは、神戸の給食の歴史を学べるコーナーや、調理を見学できるコーナーなども整備され、子どもたちの食育活動の拠点にもなるということです。
きょうは、地元の小中学生らを対象に試食会も行われ、鶏の唐揚げやカリフラワーのカレーマリネなど、温かい給食が振る舞われました。
神戸市立中学校の全員給食への切り替えは、ことし9月から区ごとに段階的に進められていて、再来年1月で、市内の全82校で完了する予定です。