新聞やテレビのカメラマンが撮影した写真や映像でこの1年を振り返る「報道展」が12月19日から神戸市内で始まりました。
神戸市中央区で始まった「報道展」は、新聞やテレビなど69社が加盟する関西写真記者協会が毎年開いているものでカメラマンがこの1年間で撮影した写真や映像など約90点が展示されています。
こちらは、ことしの協会賞を受賞した稲妻に照らされる能登半島地震の被災地輪島朝市を捉えた1枚です。
この他にも兵庫県の斎藤知事が出直し選挙に臨むことを表明した会見やアメリカの大リーグで活躍した大谷翔平選手など2024年を象徴するような人物や出来事を写真で振り返ることができます。
また、会場の一角ではサンテレビが番組で放送した映像作品なども上映されています。
訪れた人は「ことしの1月1日に地震があったのは衝撃的。写真を見ると伝わってくるものがある」「写真は瞬間を切り取ってくれている。見ると思い出す、その時を」などと話していました。
報道展は、神戸・三宮のさんちかホールで12月29日まで開かれ、2025年1月には大阪でも開催されます。