元西播磨県民局長の公用パソコンにあった私的な情報を、県の元総務部長が複数の県議に見せたとされる問題について、斎藤知事は18日の会見で、第三者委員会で今後調査していくと述べました。
斎藤知事のパワハラの疑いなどを告発する文書を作成した元西播磨県民局長への対応で、県はことし3月、元局長の公用パソコンを押収していました。
関係者によりますと、文書の事実関係を調べる県議会の百条委員会が16日、複数の県議に聞き取り調査を行ったところ、元県民局長の公用パソコンにあった私的な情報を、元総務部長から見せられたなどと回答したということです。
これについて斎藤知事はまた、そのほかにもネット上で流布されている元局長の私的な情報についても、第三者委員会で調査していくと述べました。
第三者委員会の設置時期については、できるだけ速やかにとした上で、年内が望ましいと述べました。