公選法違反疑いの告発受理 斎藤知事「違反はないと認識 捜査には全面的に協力する」

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11月の兵庫県知事選挙で、斎藤知事に公職選挙法違反の疑いがあるとして出された告発状が、兵庫県警と神戸地検に受理されたことを受け、斎藤知事は17日、「違反はないという認識に変わりはない」と改めて述べました。

11月の兵庫県知事選挙で斎藤知事側は、ポスター制作費などの名目で西宮市のPR会社に71万5000円を支払いました。

選挙後、PR会社の社長は「広報全般を任せていただいた」などとネットに投稿していて、「選挙運動の対価として報酬を支払った場合は、公職選挙法違反の買収にあたる可能性がある」として、弁護士らが兵庫県警と神戸地検に告発状を提出し、16日付で受理されました。

斎藤知事は17日午前、報道陣の取材に対し、「違反はないという認識に変わりはない」と改めて述べました。

斎藤知事「公職選挙法等に違反しているという認識はないということに変わりはありません。今後捜査につきましては全面的に協力していきたい」

今後の捜査では、斎藤知事側が支払った71万5000円が選挙運動の対価に当たるかどうかなどが焦点で、兵庫県警と神戸地検は会社の活動実態や知事側との契約内容を詳しく調べて判断するとみられます。

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