プロ野球・阪神タイガースの梅野隆太郎選手が、紙飛行機の飛距離で世界記録に挑戦するイベントが16日、神戸市内で行われました。
はたして記録更新となったのでしょうか？

このイベントは紙飛行機の飛距離で世界記録を目指すもので、阪神タイガースの捕手梅野隆太郎選手が挑戦しました。

梅野選手は過去3回ゴールデングラブ賞を受賞。
2019年にはNPBの捕手で新記録となるシーズン123補殺を達成した、球界を代表するキャッチャーです。

投げる紙飛行機は、折り紙ヒコーキ協会事務局長で現在の日本記録保持者（61・82メートル）の藤原宣明さんが、半日以上かけて作ったこだわりのものです。

梅野選手はキャッチボールで肩を温めた後、ボールを紙飛行機に持ち替え挑戦開始。
目標の世界記録は88・31メートルです。

続く2投目も距離がのびず。迎えた3投目。
記録は64・652メートル。

藤原宣明さんが持つ現在の日本記録61・82メートルを、およそ3メートル更新する大スローイングとなりました。

梅野選手はその後も挑戦を続けたものの、世界記録更新とはなりませんでした。

会場では一般の参加者もそれぞれが作った紙飛行機を投げたほか、梅野選手と交流を行うなど楽しい時間を過ごしていました。