阪神淡路大震災からまもなく30年となるのを前に、神戸市中央区の東遊園地では新たに21人の震災犠牲者らの名前を刻む銘板追加式典が開かれました。
神戸市中央区の東遊園地にある「慰霊と復興のモニュメント」では阪神淡路大震災の犠牲者や復興に尽力した人の名前を刻む銘板追加式典が開かれ、遺族らが出席しました。
神戸市東灘区で被災し避難先の宝塚市で亡くなった神戸大学の名誉教授・多田英次さんや、震災からの復興に尽力した前ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長の五百旗頭真さんら新たに21人の名前が銘板に刻まれました。
遺族らは、地下にある瞑想空間で丁寧に銘板を取り付け、亡き人に思いを馳せていました。
震災からまもなく30年。
刻まれた人の名前はこれで5068人となりました。