明石市内の高校では、市内の難病患者の男性が生徒たちと一緒に募金活動を行い、難病研究への支援をよびかけました。
募金活動を行っているのは、筋肉が骨に変わる難病=FOPと闘う山本育海さんで市立明石商業高校3年生だった2015年に、「すべての難病をなくしたい」という思いから同級生らと始めたものです。
育海さんたちへの支援の輪が広がり「193募金」と呼ばれるようになった活動は毎年、誕生日の12月14日前後に行われています。
10年目を迎えたことしは、兵庫県内外にある17の高校などが参加。
各学校や駅前で支援を呼び掛けています。
県立明石清水高校には、山本育海さんも駆けつけ、生徒会のメンバーおよそ20人とともに募金を呼び掛けました。
集まった募金は、京都大学iPS細胞研究所に全額寄付され難病研究に役立てられます。