日本が世界で行う防災・減災 阪神淡路大震災から30年を前に紹介

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まもなく阪神淡路大震災から30年を迎えるのを前に、日本人が世界の災害現場で行う防災や、減災の取り組みを紹介する勉強会が、神戸市内で開かれました。

この勉強会は阪神淡路大震災から30年を迎えるのを前に、日本人が世界の災害現場で行う防災や減災の取り組みを紹介しようと、国際協力機構(JICA)が開いたものです。

勉強会では県立洲本実業高校の片山徹也教諭(40)が、阪神淡路大震災で淡路島の自宅が全壊し、おじに助けられた経験を語りました。

その後、震災時に受けた恩を別の形で返したいと休職し、青年海外協力隊としてカメルーンの小学校へ。ことし3月まで1年半、児童たちに音楽や体育などを教えました。

現在は高校生に国語を教えている片山さん。震災で生き延びた自分の使命についても語りました。

JICA海外協力隊はこれまでに5万7000人、99カ国に派遣されていて、兵庫県からは2500人が支援に携わっているということです。

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