加古川女児殺害事件 容疑者の鑑定留置始まる 刑事責任能力の有無調べる

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17年前、加古川市で小学生の女の子をナイフで刺して殺害したなどの疑いで逮捕された男に対し、神戸地検は刑事責任能力があるかを調べる鑑定留置を、11日から始めました。

無職の男(45)は2007年10月、加古川市で当時7歳の女の子をナイフで刺して殺害した疑いがもたれています。

また2006年、たつの市で当時9歳の女の子を刃物で刺して大けがをさせたとして、殺人未遂の疑いでも逮捕されています。

男は別の事件で服役していた際、警察の任意の調べに2つの事件への関与をほのめかしていましたが、加古川市の事件で逮捕された後は、黙秘に転じているということです。

神戸地検は男の事件当時の精神状態を調べ、刑事責任能力があるかどうかを見極めるため、鑑定留置を11日から始めたと明らかにしました。

鑑定留置は来年3月14日まで行われ、検察はその結果を踏まえて起訴するかどうか判断する方針です。

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