10日夜、尼崎市の市営住宅などで不審火が2件確認されました。
周辺ではこの6日以内に、他にも2件不審火が確認されていて、警察が関連を調べています。
10日午後8時半ごろ、尼崎市蓬川町にある市営住宅で、入り口部分に設置されていたのぼり旗が焼けた跡を住人が見つけ、消防に通報しました。
警察によりますと建物への延焼はなく、けが人もいなかったということです。
またおよそ3時間前には、市営住宅から500メートルほど離れた、阪神尼崎センタープール前駅構内の男子トイレで、トイレットペーパーなどが燃えた跡があるのを駅員が見つけました。
のぼり旗が焼けた市営住宅では12月6日、自転車の前かごが燃えているのが見つかるなど、周辺ではこの6日以内に、合わせて4件の不審火が確認されています。
警察は器物損壊の疑いで捜査していて、放火の疑いも視野に関連性を調べています。