兵庫県の斎藤知事は12月6日の県議会で、県の公益通報制度について12月中に外部に窓口を設置する方針を明らかにしました。
兵庫県議会の12月定例会は、12月6日、会派による代表質問が行われました。
【自由民主党 村岡 真夕子議員】
「組織のトップとして 政治家として2期目においてどういう県政運営でかじ取りをなされるつもりか」
【兵庫県 斎藤元彦知事】
「大切なのは県議会 市や町 県職員 県民の皆さんと広く信頼関係を構築すること とりわけ県政推進の車の両輪である県議会とは県民の皆さんの幸せのため 兵庫の未来のためにともに歩みを進めていけるよう真摯に議論 対話を積み重ねていく」
また、兵庫県の元県民局長の男性が知事のパワハラ疑惑などを告発した公益通報制度の在り方については。
【兵庫県 斎藤元彦知事】
「財務部が中心となって調査等の対応にあたっています 近く調査結果や是正措置など対応方針を公表する予定 また今月には職員などが安心して通報できるよう弁護士事務所に外部の通報窓口を設置するとともに必要に応じ弁護士などの外部機関が調査を実施できるよう制度の要項の改正を考えていきたい」
この他、老朽化が進む県庁舎の再整備については、「新たな基本構想の策定に着手しコンパクトな再整備を具体化していきたい」とした他、県立大学の無償化については、効果を検証しながら運用を継続していく方針を示しました。
次回の県議会は12月9日に開かれ、一般質問が行われる予定です。