慌ただしくなる年末に向け、洲本警察署では特別警戒の発隊式が行われ、洲本市出身の俳優、キムラ緑子さんが一日警察署長を務めました。
洲本警察署の一日署長に任命されたのは、洲本市出身の俳優、キムラ緑子さんです。
洲本警察署では人の往来が増える年末年始を安全に過ごせるようにと、12月6日から特別警戒を始めました。
様々な役柄を演じ分け、「カメレオン女優」とも称されるキムラさんは、手錠や警棒などの装備品の点検を行う署員たちを真剣な表情で見守りました。
その後、キムラさんは市内の商業施設で買い物客らに反射材を配るなどし、交通安全を呼び掛けました。
洲本警察署によりますと、10月末の時点で、島内で発生した交通事故の件数は、去年より121件増加しているということで、夜が長くなる冬場は、歩行者は反射材を、ドライバーはハイビームを活用するなどして交通安全に努めてほしいとしています。
【一日警察署長を務めた 俳優のキムラ緑子さん】
「普段私たちがどういう方々に守られているのか どういうことから身を守らなければいけないのかということを皆さんに知っていただけたらいいな、橋渡しになれたらいいかなと思っています。制服はかっこいいなと思いました。帽子を持って帰りたい」
洲本警察署の年末特別警戒は12月31日まで行われます。