ユネスコの政府間委員会は、日本酒や焼酎といった日本の「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決めました。

南米・パラグアイで開かれているユネスコの政府間委員会は、日本時間の5日午前、日本が提案した日本酒や焼酎、泡盛などの「伝統的酒造り」を無形文化遺産に登録することを決めました。

米や麦などを発酵させ、日本酒や焼酎などを造る日本の伝統的な酒造りは、杜氏や蔵人の手作業の技術で、日本各地の気候や風土に合わせて発展し、現代にまで受け継がれてきました。

政府間委員会は決議で、祭事や婚礼といった日本の行事に酒が不可欠で、酒造りが地域社会の結束に貢献しているなどと評価しました。

日本の無形文化遺産は今回の登録で23件となりました。