【INAC神戸】セレッソに不覚、初黒星で首位明け渡す

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  • 先制点を挙げた INAC神戸 10成宮 唯 /© WE LEAGUE

  • WEリーグ順位表

  • INAC神戸 11 髙瀬愛実

■後半、追い付けず

<WEリーグ 第11節>
●INAC神戸 1-2 C大阪(12/1)
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女子プロサッカー・WEリーグ首位のINAC神戸レオネッサ(7勝3分0敗)は12月1日、9位のセレッソ大阪ヤンマーレディース(3勝2分4敗)とヨドコウ桜スタジアム(大阪市)で対戦した。

INAC神戸は開始4分、MF山本摩也の縦パスを受けたMF成宮唯が中央から右足で先制ゴールを挙げた。

しかし12分と16分にセレッソにゴールを許し、追いかける展開に。

後半、INAC神戸は6本のシュートを放ったが、FWカルロタ・スアレス(スペイン)のヘディングシュートがクロスバーに当たるなど得点できず、今シーズン初めてリーグ戦で敗れた。

 

■3冠めざして

1敗を喫したINAC神戸は首位を明け渡し、2位でリーグ後半戦へ折り返した。

次週8日にはアルビレックス新潟レディースとクラシエカップ・準決勝を戦い(長崎市)、続いて14日には、ちふれASエルフェン埼玉と皇后杯・5回戦を戦う(熊谷市)。

リーグ戦・カップ戦・皇后杯の“3冠”をめざす戦いが続く。

 

■髙瀬愛実がNPO理事に

INAC神戸は12月1日、アカデミー部門及びスクール部門を運営するNPO法人アイナックの理事に、FW髙瀬愛実(たかせ・めぐみ)が就任したと発表した。

「常勝INAC神戸」であり続けるため、現役選手の経験を活かしたアドバイスなどで後進の育成を強化するとともに、次世代のプロ選手発掘にも力を入れるという。

髙瀬は北海道出身。34歳。2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝メンバー。

髙瀬は1日の試合後、理事就任について、
「この役職を引き受けたからこそ、現役を長く続けないといけません。この仕事を引き受けたことを、現役選手としてより良くなっていく、その一つのきっかけにしたいと思っています」とコメントした。
(浮田信明)

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