兵庫県加古川市に本店を置く但陽信用金庫は11月28日、高砂西支店で渉外担当だった男性職員(26)が、顧客や法人から預かった現金約1090万円を着服したとして、18日付けで懲戒解雇処分にしたと発表しました。
但陽信用金庫によりますと、元職員は高砂西支店勤務だった2024年8月26日から10月7日の間に、計16の顧客から集金した現金約1090万円を入金処理せず、着服したということです。
顧客から問い合わせがあり、信用金庫内で調査したところ発覚しました。
但陽信用金庫は、元職員を11月18日付で懲戒解雇していて、業務上横領容疑で警察に告訴する方針です。
但陽信用金庫は「このような事態が二度と発生しないよう不正対策を抜本的に見直し、信頼回復に向け全力で取り組んでまいります」などとしています。