17年前の加古川女児殺害事件 45歳の男を再逮捕

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17年前の未解決事件が大きく動き出しました。

2007年、加古川市で小学2年の女の子が殺害された事件で、警察は11月27日、別の女の子への殺人未遂の疑いで逮捕されていた男を殺人の疑いで逮捕しました。

殺人の疑いで逮捕されたのは、無職の勝田州彦容疑者(45)です。

警察によりますと勝田容疑者は2007年10月16日午後6時過ぎ、加古川市別府町で、小学2年の女児(当時7)の胸などをナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。

この事件には、これまでにのべ約5万4000人が捜査にあたり、568件の情報が寄せられましたが、有力な手がかりはなく、17年間、犯人逮捕には至っていませんでした。

捜査が大きく動いたのは別の事件で無期懲役の判決を受け、服役していた勝田容疑者本人の供述でした。

勝田容疑者は、服役中の調べで、女児の殺害と、2006年にたつの市で起きた小学生の殺人未遂事件に関与したことをほのめかしたことから、11月7日、たつの市の事件で逮捕されていました。

警察は調べを進め、女児の殺害にも関与した疑いが強まったとして、27日に逮捕に踏み切りました。

17年前に起きた凄惨な事件の犯人逮捕に地元の人は。

警察の調べに対し、勝田容疑者は「黙秘します」と話しているということで、警察は、当日の勝田容疑者の行動や動機などを慎重に調べる方針です。

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