兵庫県丹波市の特産品で高級和菓子の食材として重宝される「丹波大納言小豆」の収穫を地元の小学生たちが体験しました。
兵庫県丹波市市島地区の畑を訪れたのは丹波市立竹山小学校の1年生21人です。
この収穫体験は児童たちに地元の特産品を知ってもらおうと市島地区で2年前から「丹波大納言小豆」を栽培している塩見和広さんが企画し、今回初めて実施されました。
丹波地方で生産される「丹波大納言小豆」は小豆の最高級品種とされ、大粒で口当たりがよく煮崩れしないことが特長です。
茶色く膨らんださやを摘み取り、両手を使って上手に中の小豆を取り出した児童たち。
収穫体験の最後には、この畑で採れた小豆を使った蒸しパンが振る舞われました。
【生産者 塩見和広さん】
「丹波地方で大納言小豆というのは全国展開されていてせっかく地元に素晴らしいものがあるのでぜひ皆さんにも知ってほしい。子どもたちが大きくなった時にこういう産業を大切に育てる人物になってほしいという思いでやっています」
児童たちは収穫した小豆の一部を学校へ持ち帰り、授業で調理するということです。