兵庫県知事選で落選した稲村和美さんの後援会が開設したX(旧ツイッター)のアカウントが選挙期間中に2度凍結された問題で、後援会が11月22日にも、偽計業務妨害の疑いで刑事告訴することが分かりました。
11月17日に投開票された兵庫県知事選では、斎藤元彦知事が前尼崎市長の稲村和美さんら新人6人を破り再選を果たしました。
関係者によりますと、選挙期間中、稲村さんの後援会が開設した公式のX(旧ツイッター)のアカウントが11月6日と12日の二度、凍結されたということです。
Xは暴力的な発言やヘイト行為などを禁じていて違反した場合は運営管理者によってアカウントが凍結される場合がありますが、後援会側の弁護士は「違反するような投稿はなかった」としています。
後援会側はXにうその通報が一斉にされたことで凍結され、選挙活動が妨害されたとして、不特定多数のアカウントを22日にも偽計業務妨害の疑いで警察に刑事告訴するということです。