高校生世代の子を持つ家庭の負担を減らそうと、神戸市須磨区の高校である取り組みが行われています。
午前の授業が終わり、いよいよ昼食の時間。
神戸市立須磨翔風高校に姿を見せたのは・・・キッチンカー。
地元・須磨区のイタリア料理店が出店し、生徒たちがマルゲリータやカルボナーラのどんぶりなどを買い求めていました。
この取り組みは、弁当を作る家庭の負担を軽減しようと神戸市が企画し、10月から須磨翔風高校で試験的に行っているものです。
キッチンカーは週1回程度訪れ、毎回店が変わります。
神戸市によりますと、これまで平均1日およそ40食が提供されていて、多い日は、1日90食が売れたということです。
生徒たちは普段とは一味違った昼食をとり、友人らと楽しい昼休みを過ごしていました。
神戸市は今後、他の高校でもキッチンカーの出店を行っていきたいとしています。