「水辺の再開発」をテーマにした開発途上国向けの研修会が神戸市で開かれました。
神戸市は2016年から世界銀行と都市連携プログラムによるパートナーシップ提携を結んでいて、研修会は、日本の都市開発の知識を開発途上国に共有しようと開催されました。
テーマは、「水辺の再開発」で、財政難や水質汚染などにより持続可能な水辺の開発に悩むケニアやバングラデシュなど5カ国の都市開発担当者ら35人が参加しました。
研修では、神戸市港湾局などの他、来年春の開業に向け、神戸港で関西最大級のアリーナ建設を進める「OneBrightKOBE(ワンブライトコウベ)」が取り組みを紹介。
屋外パークエリア「TOTTEIPARK(トッテイパーク)」を例にあげ、官民が一体となった運営体制や埋立地での災害対策などについて説明しました。
また、参加者たちは午後から兵庫運河を視察し、水質の改善につながるブルーカーボンについて学んでいました。