対立暴力団組員を銃撃し重傷負わせた罪 無罪判決を不服として検察が控訴

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5年前、対立する暴力団の組員を拳銃で撃ち、大けがを負わせたなどの罪に問われた暴力団の男性組長に、無罪が言い渡された裁判員裁判で、検察側が判決を不服として控訴しました。

当時、神戸山口組系の傘下だった「山健組」の中田浩司組長(65)は2019年、指定暴力団六代目山口組系の組員を拳銃で撃ったとして殺人未遂などの罪に問われていましたが、神戸地裁は10月に行われた裁判員裁判で、「中田組長が犯人である可能性は相応にあるが、断定するには疑いが残る」などとして無罪判決を言い渡しました。

神戸地検はこの判決を不服として、13日付けで控訴しました。

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