20世紀を代表する美術の巨匠、マルク・シャガールの作品展が丹波市で開かれています。
フランスを拠点に活躍した画家マルク・シャガールは「愛の画家」「色彩の魔術師」と呼ばれ、パリの情景や恋人、動植物など、多彩なイメージを織り交ぜた色鮮やかな作品を数多く描きました。
絵画だけでなく、2000点余りもの膨大な版画を残していて、会場では初期から晩年までの8つの版画集からおよそ280点の版画作品を紹介しています。
シャガール作品の特徴の一つが「シャガール・ブルー」と称される青色の風景。
情感豊かな色彩は神秘的な印象を醸し出します。
丹波市立植野記念美術館開館30周年記念・「シャガール展」は12月22日まで開かれています。