■熊本を寄せ付けず
<B2リーグ 第7節>
○神戸ストークス 92-73 熊本(11/9)
○神戸ストークス 94-78 熊本(11/10)
————-
5連敗中のB2神戸ストークスは11月9・10の両日、姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館で熊本ヴォルターズと対戦し、連勝した。
神戸ストークスは2試合とも1Q途中からリードを保ち、最後は2ケタ得点差をつけて快勝した。
帰化選手のカロンジ磯山パトリック(コンゴ民主共和国出身)が9日の試合で、序盤からゴール下に突進して得点を重ね、計19得点。
10日も14得点して連勝に貢献した。
またチームの得点源、チョンディー・ブラウン・ジュニアが10日の試合で、得意のドライブシュートなどで31得点を挙げ、B2得点ランキング2位をキープしている(1試合平均21.5得点)。
9日の試合で神戸ストークスは通算入場者数30万人を達成した。
■10人で戦う
神戸ストークスは熊本に連勝して白星が1つ先行した。
開幕から13戦して7勝6敗。
B2西地区の3位につけているが、チーム状態は万全ではない。
ベテラン36歳の谷直樹が右腓骨筋腱脱臼で10月25日に手術を受け、全治3カ月と診断された。
さらにコンディション不良の選手が相次ぎ、なかなかベンチ入り選手が12人揃わない。
熊本との2試合も10人で戦った。
クルニッチ・ヘッドコーチは10日の試合後、
「選手たち、40分間本当に頑張ったので、リスペクトを示したい。ブースターの方が声を出してくれていることは大きく、それが届いて選手たちが頑張りきれた」とコメントした。
———-
次戦(16・17日)は今シーズン初めて本拠地・神戸でのホームゲームとなる。
神戸市立中央体育館に西地区6位・愛媛オレンジバイキングスを迎え、16日(土)は16時5分、17日(日)は14時5分に試合が開始される。
(浮田信明)