11月9日夕方、兵庫県尼崎市の県道でパトカーに追跡されていた車が対向車線の車に正面衝突するなどし、合わせて5人が重軽傷を負いました。
9日午後5時ごろ、尼崎市長洲東通3丁目の県道でパトカーに追跡されていた軽乗用車が赤信号で対向車線に止まっていた乗用車と正面衝突し、はずみで後続の別の軽乗用車も巻き込まれました。
この事故で追跡されていた車に乗っていた男性2人と、衝突された車を運転していた男性が重傷を負い、軽乗用車を運転していた男性ら2人が軽傷です。
警察によりますと、事故の直前、パトカーが不審な軽乗用車を発見し、停止するよう求めましたが、南の方向に逃走したため、約700メートルにわたり、サイレンを鳴らして追跡したということです。
警察は「現在のところ必要な追跡行為であったと考えている」とコメントしています。