正月飾り「若松」の出荷準備始まる 日本三大産地の丹波市

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兵庫県丹波市では正月飾りに使われる若松の出荷準備が進んでいます。

丹波市山南町では坂尻地区を中心に、戦後から若松の生産が盛んで、茨城・愛媛と並んで日本三大産地の一つとされています。

「丹波霧」による適度な湿度と昼夜の寒暖差が大きいことから、上質な若松が育つとされ、特徴は上品でつやのある深緑色。

現在は23軒の農家が約200万本を出荷しているということです。

収穫された若松は余分な枝葉を取り除き、大きさをそろえてまとめられます。

生産者によると、2024年は台風の影響もなく、雨が少ないながらも松葉がしっかり詰まって、真っすぐで上質な松に仕上がったということです。

準備作業は11月いっぱい続けられ、12月上旬から関西を中心に西日本各地の市場に出荷されるということです。

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