建設現場の事故防止へ 兵庫労働局が神戸空港 新ターミナルでパトロール

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建設現場での死亡事故を防ごうと兵庫労働局などが、工事の進む神戸空港の新ターミナルでパトロールを行い、安全対策の強化を呼び掛けました。

このパトロールは、労働災害が多く発生している建設現場での死亡事故などを防ごうと兵庫労働局や神戸東労働基準監督署などが合同で行いました。

労働局によりますと兵庫県内の労働災害による死亡者数は2023年は過去最少の25人と減少傾向にありましたが、2024年は7月末時点で2023年と同時期の約2倍となる19人が亡くなっていて、増加傾向にあります。

これを受け、兵庫労働局は2024年8月下旬から2025年の1月末まで労働災害の防止運動を展開し、安全対策の強化に乗り出しています。

11月6日は、2025年春からの運用開始に向けて工事が進む神戸空港の新ターミナルに兵庫労働局の赤松俊彦局長が訪れ、担当者から従来の物より安全な移動式の足場を使っていることや経験の浅い作業者に、色のついたバンドを付けていることなど、日頃の安全対策について説明を受けました。

労働局は、今後も安全な職場環境の整備に向けて対策の周知を徹底していきたいとしています。

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