日本海の冬の味覚・「ズワイガニ」の漁が11月6日に解禁され、兵庫県但馬地域の各漁港で初競りが行われました。
兵庫県が国内有数の漁獲量を誇る「ズワイガニ」の漁は、毎年11月6日に解禁されます。
新温泉町の浜坂漁港では深夜に漁に出ていた漁船が午前11時ごろに帰港。
薄い朱色の「ズワイガニ」が次々と水揚げされました。
山陰地方で水揚げされた「ズワイガニ」の雄は「マツバガニ」と呼ばれ、但馬地方の特産品として人気です。
正午からは初競りが行われ、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、仲買人が次々とカニを競り落としていきました。
浜坂漁港では重さ1.2キロ以上などの条件を満たす最高級のカニを「煌星(きらぼし)」と名付けていて、11月6日は1匹だけが条件を満たして認定。
初競りの最高値は、ご祝儀相場もあって1匹280万円でした。
「マツバガニ」漁は2025年3月20日まで行われ、主に京阪神に出荷されます。