来年3月のオープンに向け尼崎市で工事が進められている、プロ野球・阪神タイガースの新しい2軍施設が公開されました。
タイガースの2軍施設は、西宮市の鳴尾浜球場から尼崎市の小田南公園に移転することが決まっていて、来年3月のオープンに向け工事が進められています。
30日はタイガースOBの糸井嘉男さんが訪れ、実際にグランドに立って球場の完成に期待を寄せました。
新たに完成する球場には、鳴尾浜球場の7倍以上となるおよそ3600の座席が設置される他、グラウンドには甲子園球場と同じ黒土や天然芝が整備されています。
またバックスクリーンの背面や選手寮の屋上には太陽光パネルが設置されるなど、脱炭素化に取り組む「ゼロカーボンベースボールパーク」としても注目されています。
一方、球場の近くには、甲子園球場内のおよそ1.5倍の広さを誇る室内練習場を設置。
自動で打った球を回収する打撃施設も併設されます。
その他にも・・・。
足腰を鍛える坂道も設置され、選手たちが走りこむことができます。
また練習場直結の選手寮は「虎風荘」の名前を引き継ぎ、選手たちが暮らす38の部屋やトレーニングルームなどが用意されるということです。
タイガースの新2軍施設は、来年の春季キャンプ終了後から選手たちが利用を開始します。