兵庫県議会による百条委員会の証人尋問が非公開で行われ委員会後取材に応じた片山安孝前副知事は去年の優勝パレードを巡る補助金について、金融機関に資金集めの依頼をしたことは認める一方、還流疑惑については改めて否定しました。
百条委員会では、片山前副知事に対する証人尋問が行われ、11月17日に行われる県知事選への影響を考慮し、非公開とされました。
告発文書では去年のプロ野球優勝パレードを巡る補助金の疑惑について、片山前副知事が司令塔となり、信用金庫への県の補助金を増額する見返りに、パレードの協賛金を信用金庫から還流させたと指摘されています。
委員会後、報道陣の取材に対し片山前副知事は、信金ヘの協賛の働きかけを認め具体的な金額についても説明しました。
一方で、パレード協賛金の還流疑惑については改めて否定しました。
今回の尋問の内容については、県知事選挙終了後に公開される予定です。