2025年に開催される大阪・関西万博などの国際イベントに備え、西宮市の商業施設で大規模なテロを想定した合同訓練が行われました。
西宮市の商業施設の駐車場で行われた訓練には、兵庫県警と消防、それに兵庫医科大学など合わせて約70人が参加しました。
訓練はイベント会場で不審な男が袋に入った液体をまき、負傷者が出たという想定で行われ、通報を受けて駆けつけた消防や機動隊が液体の除染作業を行いました。
その後、災害派遣医療チームDMATが救護者に優先順位をつけるトリアージをしてから救助活動を行うなど、各機関が連携して様々な手順を確認していました。
兵庫県警は2025年の大阪・関西万博の開催に向けてテロに対応する能力を高めていきたいとしています。