■流れが相手に
<B2リーグ第4節>
●神戸ストークス 60-76 静岡(10/23)
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男子プロバスケットボールりそなBリーグ・B2西地区首位の神戸ストークスは10月23日、西宮市立中央体育館で同地区3位のベルテックス静岡と対戦した。
神戸ストークスは1Q、金田龍弥、綱井勇介、チョンディー・ブラウン・ジュニアがいずれも、相手ボールをスティールして、すぐにシュートを決めるなど、速い攻撃で21-16とリードした。
しかし2Q、逆に静岡に、5本立て続けにボールをスティールされ、連続15点を奪われて逆転された。
その後も静岡の攻撃を止められず、最終4Qにブラウン・ジュニアの3ポイントシュートなどで追いかけたが、点差は縮まらなかった。
神戸ストークスは連勝が「5」でストップし、西地区2位に後退した。
試合後の記者会見で、クルニッチ・ヘッドコーチは、
「特に後半、流れがどんどん相手に行ってしまって、取り返せなかった。選手は最後まで追い付こうとしたが、ここであと1本来ればという時に、シュートが入り切らなかった」と振り返った。
■クラブ成長の第一歩
2026年にスタートする新しい国内トップリーグ「Bプレミア」に参入する22クラブが17日に発表され、神戸ストークスも参入が決まった。
17日の試合は、決定から初めてのホームゲームとなり、会場内ではBプレミア参入を祝うイベントが行われた。
クルニッチ・ヘッドコーチは会見で、「このクラブに関わった全ての人が頑張っていい仕事をした。(Bプレミア参入は)街にとっても大きなことだと思う」。
また副キャプテンの金田は、
「Bプレミアに参入し、(来年4月に)自分たちのアリーナができて、神戸ストークスというチームがどんどん大きくなる第一歩と思い、すごく楽しみだ。何としても今シーズン、しっかりB1に昇格したい」と語った。
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神戸ストークスは26(土)・27(日)の両日も西宮市立中央体育館でホームゲームを行う。
対戦相手は西地区首位に浮上した鹿児島レブナイズで、試合開始は26日が16時5分、27日が14時5分。
(浮田信明)