冬の訪れを前に、兵庫県神戸市の六甲山小学校では、恒例となるストーブの「火入れ式」が行われました。
神戸市灘区の六甲山小学校は、標高795メートルにあり、市街地より気温が5度ほど低くなります。
朝の冷え込みも厳しくなるため、小学校では、毎年冬支度として、二十四節気の一つ「霜降」に合わせて、校舎のストーブに火を付ける「火入れ式」を行っています。
23日は、4年生から6年生の児童およそ30人が、木の棒を回しその摩擦で火を起こす「まいぎり式火おこし」に挑戦。
しかし、22日からの雨の影響で湿度が高く悪戦苦闘のようすです。
そして、火おこしに成功すると、子どもたちは大きな歓声を上げて喜びを分かち合っていました。
六甲山小学校では今後、朝の気温が10度を下回った日にストーブに火を付けるということです。