神戸の六甲山スノーパークでは、今シーズンの営業に向けて10月21日から雪づくりが始まりました。
兵庫県神戸市灘区の六甲山スノーパークでは、朝晩が冷え込むこの時期から人工造雪システムを使ってゲレンデを整備しています。
アイスクラッシャーシステムと呼ばれるこの造雪機、プレートに水を垂らして作った厚さ3~4ミリの氷の板にガスを注入し分断した後、砕氷機で1ミリ前後に砕いて雪を完成させます。
大きめの粒に仕上げることで変化する天候や気温に適した雪になるということで11月末のオープンまでに1日あたり約240トン、合わせて約9600トンの雪を積もらせるということです。
昨シーズンは約13万9000人が来場、このうち外国人観光客はおととしの倍以上となる約1万9000人が訪れていて、近くの有馬温泉と合わせたインバウンド効果も期待されています。
六甲山スノーパークは11月月末にオープンし、2025年3月9日まで営業する予定です。