保護者の出勤時間が早く登校時間まで自宅で1人で過ごす児童に対応しようと、神戸市の一部の小学校では開門時間を早めて受け入れる取り組みを試験的に行っています。
学校の開門時刻より1時間早い午前7時過ぎ。
神戸市立本山第二小学校にある図書室では登校した児童たちが読書をしたり宿題をしたり、思い思いの時間を過ごしています。
共働きや保護者の出勤時間の早い家庭では登校時間まで児童が1人で自宅などで過ごすことになるため多くの小学校で保護者から登校時間を早めるよう求める声が上がっていたということです。
神戸市では、受け入れ時間を通常の午前8時から1時間早める対応を市内7つの学校で試験的に始めています。
児童の見守りは、教職員の負担にならないよう、有償ボランティアや専門の事業者が行っていて、利用するには、事前に連絡先の登録などの手続きが必要です。
この取り組みは11月29日まで行われ、保護者へのアンケートなどを踏まえて、実用化を検討していくとしています。