全国的にも甚大な被害をもたらし兵庫県内で26人が亡くなった2004年の台風23号豪雨から10月で20年となるのを前に、豊岡市で円山川の氾濫を想定した訓練が行われました。
豊岡市の県立円山川公苑で行われた災害警備訓練には、兵庫県警や豊岡市消防本部それに豊岡河川国道事務所など関係機関からおよそ40人が参加しました。
2004年10月20日の台風23号豪雨では円山川の堤防が決壊し氾濫した他、県内で26人が犠牲となりました。
訓練は大雨により円山川が氾濫、川沿いの民家に4人が残され2人が流されたという想定で行われ、ドローンを使って要救助者を捜索した後、救助場所へ隊員を派遣し、川岸からロープを使って救出しました。
豊岡警察署では、10月25日に台風23号発生時に救助活動にあたった警察官の経験を聞く機会を設け、署員の防災意識を高めていきたいとしています。