■窮地を脱する
<SVリーグ男子>
○日鉄堺BZ 3-2 ヴォレアス(10/12)
○日鉄堺BZ 3-1 ヴォレアス(10/13)
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バレーボールの新しい国内トップリーグ「SVリーグ」男子が開幕し、日本製鉄堺ブレイザーズ(日鉄堺BZ)は10月12日、ホームの大浜だいしんアリーナ(堺市)にヴォレアス北海道を迎えて開幕戦を行った。
第1、第2セットを連取され(18-25、17-25)、後がなくなった日鉄堺BZは第3セット、エースのシャロン・バーノンエバンス(カナダ 206cm)のスパイクや、竹元裕太郎と渡邉晃瑠のブロックなどで得点を伸ばし、セットを奪い返した(25-17)。
日鉄堺BZは第4セットも取り(25-17)、セットカウント2-2で迎えた最終セット、得点9-8から23歳・安井恒介(市立尼崎高-明大)の連続スパイクなどで抜け出すと、最後はバーノンエバンスのブロックと連続スパイクでヴォレアスを突き放した(15-11)。
バーノンエバンスが25得点。安井は19得点を挙げた。
この試合はサンテレビで生中継した。
■初代王者めざす戦い
日鉄堺BZは翌13日もバーノンエバンスと安井の得点などでヴォレアスを破り、開幕連勝の幸先いいスタートを切った。
SVリーグ男子は10チームで構成。
来年4月までのレギュラーシーズンでは各チーム44試合を戦い、上位6チームがチャンピオンシップに進み優勝を争う。
日鉄堺BZは、過去17度の日本一に輝いた古豪だが、2012年を最後に優勝から遠ざかっている。
“SVリーグ元年”の今シーズン、北島武・新監督のもとで初代王者をめざす!
(浮田信明)