がんや難病と闘う子どもたちを支援しようと兵庫県宝塚市では未来のタカラジェンヌが募金活動を行いました。
宝塚大劇場で募金を呼び掛けているのは、宝塚音楽学校の生徒約80人です。
未来のタカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校では、50年以上前から生徒が社会貢献活動を行っていて、宝塚歌劇団を象徴する花にちなんで「すみれ募金」と呼ばれています。
11日は午前中から劇場に多くのファンが詰めかけ、色鮮やかなはかま姿の生徒たちが、スミレ科の花「ビオラ」の種を配ったり感謝の言葉をかけたりして交流を深めていました。
【宝塚音楽学校 第111期本科生 光田悠那さん】
「たくさんの方にすみれ募金に参加していただき大変うれしい気持ちでいっぱいです」
【宝塚音楽学校 第111期本科生 南田愛弥さん】
「募金を通してチャイルド・ケモ・ハウスで暮らしている子どもたちやそのご家族のことをより多くの方々に知っていただけたらと思っております」
集まった募金は、神戸ポートアイランドにある小児がんや難病の子どもたちが、家族と過ごしながら治療を受けられる施設「チャイルド・ケモ・ハウス」に贈られるということです。